真夏の青い夢達へ

2020年7月16日に発表された

 

 

Summer Paradise 2020 俺担ヨシヨシ 自担推し推し 緊急特別魂

 

 

正直、ヨシヨシ推し推しの前にコロナを滅し滅ししてくれや、夏。の気持ちになりながらも、

 

7MEN侍に2日、単独全5回の公演が割り当てられた事に感動と、試されているんだとヒリつくような感覚を同時に味わったあの日から約1ヶ月。

 

 

8/11、8/12の全公演を全て無事に終え、今この瞬間。

 

今、君たちは何を思うのでしょうか。

 

達成感?

悔しさ?

感動?

 

恐らくその答え合わせは出来ないのでしょうね。ステージに一緒に立った6人だけが共有できる感覚がある事が嬉しくて、昨日今日という日が君たちにとって宝物になったらいいなと心から願うばかりです。

 

 

だけど、ほんの少しだけでも、おんなじ気持ちが味わえたんじゃないかって、図々しけどそんな気持ちにさせて貰えたから言葉にしようと思います。

 

 

♦︎各メンバーに対しての感想♦︎

1.中村嶺亜

失礼なのは百も承知で言うけれど、7MEN侍はメインボーカルじゃない子たちの方が正直(音程を取るという意味において)歌がうまいなと思う時もありました。

 

あのレベルでラップができるのに歌も普通に上手いぽんさんや

 

アイドルのための声帯と音感を持って生まれたようなこんぴちゃんを脇に置いて、

 

それでもメインボーカルを、真ん中で、歌い続けるのにはある程度の覚悟が必要なんじゃないかと邪推してしまうこともあって…

 

 

また、7MEN侍は嶺亜のための寄せ集めグループだと言われることもよくあったでしょう。個人的には、この言葉は周りのメンバーが傷つく言葉というよりもむしろ、嶺亜にとって重い枷になってるんじゃないかと思っています。

 

実力だけで考えれば、歌のスキルや楽器の演奏技術など思うところがある人もいるのは理解できて、それがアドバイスであろうと心ない言葉であろうと、悔しい思いをすることがあったんじゃないかというのは想像に容易くて、正直誰もが黙るようなセンターでメインボーカルと言い切れない部分もあったように思います。(disじゃなくて、そういうこともあったよねという話です)

 

 

 

ただこのサマパラを通して、

 

嶺亜がセンターに立ち

 

嶺亜がメインボーカルをやる

 

その理由は嶺亜がいない時にこそくっきりと浮かび上がるような気がしました。

 

 

罪と夏の後半

 

嶺亜がソロ曲のために抜けて、ステージにいるメンバーが5人になったときの、1人がいないだけなのに大きな華を失ったような物足りなさ

 

もちろん誰がいなくても、何処にいるのかな?と探してしまうんだけど、嶺亜は特に一瞬でそれが起こって、ステージが嶺亜を必要としているんだなと、そう伝わってきたような気がして…

 

 

嶺亜は、嶺亜こそが7MEN侍に於いて唯一センターを張れる人間なんだなと。

 

 

誰でもセンターをできるグループも素敵だけれど、

 

「ああこの人がセンターなんだな」と分からせてくるアイドルがいるグループは強いんじゃないかな。

 

 

 

センターに立つという事は

 

実力や努力だけではなくて、

理論では片付けられないような要素が必要で、

 

 

許された者のみがその場所に立つことが出来て輝くことが出来る、

 

そんな魔物が住む場所で魔物を飼い慣らしてるのが嶺亜なんだなと、分かりたくなくても分からせてくる、そんなステージだったと思いました。

 

重圧に負けずに、一層輝きを放つ人間は7MEN侍には嶺亜しかいないな〜って!そんな気持ちになれたんです。

 

だから迷わず真ん中に立ち続けて欲しいなって

貴方のための場所がやっと空いたから、

掴んで離さないで居て欲しい。

 

 

 

2.菅田琳寧

個人的には100点の人間がいないように、100点のアイドルというのもまた存在しないと思っているんですが、

 

琳寧は

 

100点のアイドルになろうとしてくれるアイドル

 

だなと思っています。

 

7MEN侍のように、我の強くて良い意味でも悪い意味でも男らしさに拘る(執着)しているグループの中で、

 

Hey!Say!JUMPの山田涼介さんのソロ曲 Oh! my darling を披露できるのは

 

きっと琳寧だけしかいないだろうなと。

 

そもそも本家の山田涼介さんがプロアイドルだと私は思っているのですが、琳寧もまたプロアイドルなんだと思いました。

 

でも昔からアレだけ振り切ってアイドルアイドルしたアイドルだったかな〜と考えると、私にはそうじゃなかったように思います。

 

 

 

「100点のアイドル」は正に

 

彼が7MEN侍というグループに身を置く中で、見つけた彼の存在意義であり、意味であり、覚悟であると思っています。

 

 

7MEN侍がジャニーズ事務所のアイドルであり続けるためのキーマンなことを、彼は意識的になのか無意識的になのかはわからないですが、理解していて表現しているなと。

 

 

 

もしかしたら、(舞台裏の)本当の琳寧という人間はすごく人間らしい人なんじゃないかなと思ってしまうけれど、

 

 

 

 

ステージで私たちに見せてくれる、

ステージで本人が見せようとしている、

菅田琳寧が

 

彼が思う「アイドル」の究極形なのかなと考えてしまうソロ曲でした。

 

 

RINCHANはスーパーアイドル!

 

 

 

 

 

3.本髙克樹

ぽんさんに関してはいうことがないな。

 

 

 

それは興味や関心がないということではなくて、

 

ソロのT.A.B.O.Oで表現するエロティックで箍の外れた克樹の顔から

 

MCで、年上からも年下からも弄られまくる可愛いぽんさんの顔まで

 

 

彼がファンから求められているものを、十分に、言葉が必要ない位に表現できていたからで…

 

もう言う必要もないですが、

 

ラップは正統派に上手で、誰が聞いても上手いなと思うようなクオリティで、

 

かと思えば歌う時はラップの時とはまた違った声で魅せてくれるし、

 

 

ほんと1番安定していたんじゃないかなと思います。

 

 

真面目に努力することが必ず意味を持つとは限らない芸能界で、あれだけ真面目な性格でいるのは難しくて、

 

焦ったり、

憤ったり、

 

気持ちに揺れがあるのは手に取るように理解できるけれど

 

 

それを見せすぎず、

だけど時に努力をパフォーマンスとして見せてくれる

 

そんなぽんさんだから、考えて選んだ選択肢なのだと思えるし、

 

だからこそファンは、そしてぽんさんの担当は何も考えずに彼のパフォーマンスに酔えるのかなと思いました!

 

 

ご飯たくさん食べてね!!!!

 

 

 

4.今野大輝

今回のサマパラで1番目が離せなかったのがこんぴでした!かなりアイドルスキル上がってませんでした?

 

恥ずかしげも無くバーンしてのデジワに応えたり、投げチューをカメラアップでできたり、

罪と夏でのこんぴちゃんがフォーカスされている時のカメラの見つめ方とか、

 

 

上手く表現できないけど…すごくアイドルだったな!って

 

 

こんぴちゃんは、

不思議な子というか

 

やる気がないわけじゃなくて、

やる気が伝わりにくい子だなと思っていて

 

(矢花さんが自称している)省エネ系とも違うエネルギーの使い方をする子。

 

 

感情に振れ幅が少なくて(少ないように見えて)

 

でも一番アツい部分があるのがこんぴちゃんだと雑誌のインタビュー記事で最近分かってきていたけれど、

 

それを体現していたのがサマパラだった気がします。彼がアイドルをしようとしているのが伝わってくる公演だったんだよね…

 

 

 

琳寧とは違う形で「アイドル」を見せてくれたのがこんぴちゃんなのかな。

 

琳寧が時に心配してしまうような一生懸命さでアイドルに取り組んでいるんだとしたら、

 

 

こんぴちゃんは

 

しなやかにアイドルをやっている

 

感じがして、そういう違ったアイドルが同じグループにいるのが良いなと。

 

 

今までのこんぴから一皮剥けて、

 

より軽やかに、

そして

よりしなやかに、

 

 

「頑張ってるな」感なくアイドルをしてくれるのがすごい成長も感じたし、彼自身の魅力なんだなと思いました。

 

 

個人的には「頑張ってるな」感のあるアイドルも好きです。

 

ただこんぴちゃんにはそれは必要なくて、無理して出す必要ない。

 

 

こんぴちゃんは本人が言うように、

 

いつでも自分にとって何段階か上の難しそうなギリギリに挑戦している(ソロとか特に感じた)し、

 

それは彼にとって”無理して” やっていることではなく、

 

ただやれる

 

 

そういう子なんだろうなと思いました。

 

だからこそ、ファンは苦しくならずにこんぴちゃんを応援できて、

 

ポーカーフェイスに見えて、くるくると魅せる面を変えられる不思議な魅力がある人。

 

 

前述しましたが、

 

ソロ曲も座って歌うあのスタイルは

 

ダンスやギターなどパフォーマンス無しに、身一つで勝負する選択をしてきたんだなと覚悟が伝わったし、

 

時々声が上擦ることもあったけど、音程や表現という基本的な部分をきちんとやってくれる姿にアイドルなんだなって感じました!

 

こんぴちゃんの良いところは

見てるこちら側辛くならないような軽快さと

時折見せるアツさのマリアージュかな!!!

 

 

最高だって何度も口に出してくれるあなたが最高でした!!!!!

 

 

 

 

 

 

5.矢花黎

矢花に関して、私は彼が1番の不安要素だったんですね。それは態度がとかパフォーマンスがとかでなくて、彼の才能がジャニーズという場で生かされるのか。本人がこの場所を窮屈に感じてしまうんじゃないかっていう、そういう不安。

 

だからこのサマパラを見て、

 

彼がジャニーズを選び続けているのはただただ奇跡でしかないと、何度も何度も感じました。

 

 

配信中、嶺亜が矢花に関して話がある的な事を言うたび(実際はお誕生日の話とかでしたが)

 

辞めちゃうの?ってビクッとしてしまって、

でもそうなってしまうくらい私は矢花に対して、その才能とこれからを考えて複雑な気持ちでいて、

 

いつでも心の準備を、片隅でしてしまってる事に気がつかされてしまいました。

 

矢花は矢花のやりたいことがジャニーズにはないものなんじゃないかなって思ってしまうくらいに有り余る才能を荒削りながら持ってると思うので…

 

ただ彼の自作曲を何度も見て、

 

彼が出来ること・彼のやりたいことはいつでもジャニーズにはない

 

 

それはそうかもしれない。

 

 

でも、だからこそ、クリエイトするのを辞めないのかな…と感じました。

 

 

彼にとって

 

ジャニーズ辞めずに7MEN侍のメンバーであり続ける事が

 

ジャニーズ外で得られるはずのモノ

 

と天秤にかけた時に

 

 

 

いつでも比重が重い状態であるのが当たり前じゃない事を何度も実感しました………

 

 

ここではないどこかに行かないで欲しいと願うことはエゴなのかもしれないけれど、貴方が選んだ道が間違っていなかったと思えるように出来る事をしたとも思った

 

だから何回も何回も分かってるよって思われても、君はすごいと、君が見たいと、声に出して伝えたいなと思いました。

 

 

そして、初日は自作曲のパフォーマンスが荒削りすぎてパッとこない部分もあったのに最後の公演では、

 

彼が見ている景色は

彼が表現したいものは

 

 

きっとこうなんじゃないかなと輪郭が見えてきて、

 

この短い時間でも目を見張るほどの成長をする矢花黎という人間に、

 

その才能に期待と、ちょっとばかりの私のエゴを載せて

 

 

貴方に才能があって、希有な人間であることを「私知ってるよ」と言わせてもらいたいな〜…

 

 

 

 

オフ会はやるなよ!!!!!!!!!!

 

 

 

 

 

6.佐々木大光

光ちゃんが担当なので客観的に貴方を見ることはもう出来ないと思う。それでも良いから、文字にして、昨日今日あったことを同じ温度の記憶として忘れたくないから書きます。

 

 

以前、岩﨑大昇くんと高橋優斗くんがそれぞれ美少年HiHi Jetsになった時に、もう辞めようかなと思ったことがあると言っていたよね。

 

辞めずに踏みとどまってくれてありがとう、

 

どれだけの苦しさや悲しさやもどかしさと引き換えに、その場に居続けてくれたのか想像することもできないけれど、

 

 

昨日今日の貴方は

 

きっとあの日の自分に報いるだけの

 

そんな自分になっていたんじゃないかなって思うよ。

 

 

ドラムをやるときの真面目な顔も、

気持ち良さそうに、きっとこれが快感なんだろうなって顔も、

 

全部全部好きで、

 

 

考えていることがモロ顔に出てわかりやすいからこそ、パフォーマンス中の心の動きが全て伝わってくるのが楽しくて楽しくて堪らない。

 

 

リズムが狂えばそれは曲出なくなってしまうから、

 

周りがどんな事をしていても1人後ろでドラムを叩き続ける姿を見ると、

 

光ちゃんが7MEN侍の心臓なんだなって思う。

 

 

ドラムは位置的にもカメラに抜かれないこともあるから、時々残念な気持ちにもなるんだけど、

 

ドラムを叩いてるその姿が一瞬しか映らなくても、反芻して、焼き付いたように離れないからやっぱり凄いなぁと誇らしくなるよ。

 

 

 

光ちゃんは多才で、ドラムだけが特技ですでも良いのにダンスまで上手だから、何て言えばいいのか分からないな〜…

 

 

ダンスも私にとってはジャニーズ1好みなスタイルで、今回のソロでやったPHOENIX

 

 

 

アイドルだとかバンドだとかそんなカテゴリーをぶん投げて、ただ佐々木大光が作る空間に引き込んでくれるようなそんな強い引力があったと思う。

 

 

私的には大光ちゃんは100%憑依型って感じでもなくて

 

確かに、18歳という年齢には似つかわしくない程の表情や表現や、大光ちゃん自身が纏い、曲に合わせて色を変えるオーラは、

 

普段のおちゃらけた高校生の大光ちゃんとは一線を画するもので、大光ちゃんであって大光ちゃんじゃないみたいなそんな感覚にもなったりするんだけど、

 

 

それに相反するように大光ちゃんの踊り方は

 

 

正しい瞬間に、正しい場所に、正しく身体が吸収されていくような踊り方で、

 

外からインプットしたものが正しくアウトプットされてるなと感じることが多いからかもしれない。

 

正反対の要素がひとつの体に集約されている感覚だから、見ていて引き込まれるのかな…

 

 

 

不死鳥は単に死なない鳥ではなくて

 

「寿命を迎えると、自ら薪から燃え上がる炎に飛び込んで死ぬが、再び蘇る」鳥で

 

再生し続け、永遠に生き続ける鳥だから

 

 

光ちゃんみたいだなって。

 

 

誰の言葉にも傷付かなそうな顔して、繊細で気にしいで時々ダサくて、でもそんなかっこ悪い所もかっこいいから、

 

 

灰になっても、また戻ってきて

 

 

 

♦︎全体に対して♦︎

 

個人でもう6000字を超えたのにまだ言いたいことあるんかい‼️って思った方。

 

正解です…まだあるんです…オタクは話が長いんです…

 

 

もう少し付き合ってください…

 

 

 

 

 

1.全体的な所感

サムパラ、荒削りでパワーがあって「ジュニアの担当やってるな」って気持ちになれたのが1番良かった点でした。

 

 

足りないところと溢れ出る良いところが同じくらいあって、だからこそ期待したくなる感じ

 

そしてそれこそが若さだと思いました…(実年齢に関係なく)

 

 

荒削りでも足りなくても良いから、

 

今見せられる最高を見せようとするその気持ちが伝わってくるし、

 

見せて欲しいと思った。

 

 

 

 

2.セトリに対して

正直頭とお尻を初のオリ曲とはいえ2回歌うのはお腹いっぱいになっても良い演出だと思った(ライブのアンコールではあるけど完成形として2回やるのはあまり無いので)

 

でも、その2つでは曲が同じでも表現が違って7MEN侍がやりたい事をギュッと詰めて見せてくれている感じがして、やりたいことがまだまだ沢山あって楽しんでることが伝わるのがすごく良かった。

 

 

シンデレラガールをバンドバージョンでやったのが、ここ最近の7MEN侍自身が葛藤し、またファンも色々考えていた

 

ジャニーズ事務所の「アイドル×バンド」グループ

に対しての最高のアンサーだったと思う。

 

 



 

とツイートした通り、もうこれはジャニーズ事務所のアイドルでありバンドでなければできない、最高の選曲だったと思う。

 

 

3.最後に

 

私的には7MEN侍に1番合う言葉は『疾走感』だと思っていて、

 

 

でもそれはシーブリーズみたいなスースーした爽やかを持つものよりは

 

むしろ汗だくでぐちゃぐちゃになりながらも相反した爽やかさを感じるような不思議なスピード感。

 

だから7MEN侍はそれぞれが同じスピードで走ってることは一度もないと思ってて、同じゴールに向かっているのに速さが違うから時々不協和音を起こしながらもそれがかえって心地良かったりするのかな〜と思うし、それが良さだと思う。(ぽんたいことか)

 

 

同時に、7MEN侍はそれぞれが出せる全力疾走のスピードで走っていてバラバラなのに、ついていけなくなりそうな人を置いていかないグループでもある。

 

それは手を差し伸べるような優しさではなくて、

 

座り込んでしまった人をそのままおぶって走り出すような強引さで、

 

「何座ったんだよ!行くぞ!」と言わんばかりに力強くて

 

背負った荷物で重くなったはずなのに、より力を込めて一歩一歩踏みしめて駆け出すから敵わないな〜と思う。

 

 

 

ここまできたらいっそ突っ走って、駆け抜けて、何もかも振り払って、

 

 

ダメだとしても走り切った後に考えよう。

 

 

ダメだとしても6人で見つめて笑い合って、

 

 

「よっしゃまたやりますか」って

 

強くいて欲しい。

 

 

 

ファンからの愛に

 

一生かけて返すと言い切るなら

 

一生かけて愛すよと言い返すから

 

 

 

ずっとずっと走って欲しい。

 

 

 

 

 

 

 

p.s.おじさんになって息切れして走れなくなるまで一緒にいようね

 

 

 

おしまい♪